2022 ライブ日記
カトリック大阪田辺教会聖堂
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2022年1月17日（月）晴 定例 1「モンセラートの朱い本」
今年はじめてのライブ。聴衆1。わたしの声の調子悪い。河野さんは間違いだらけ。そろそろ限界かも知れぬ。そんな中で、中川さんのリコーダーの音色がいきいきと息づいている。さあどうしようか。
2022年4月18日（月）晴 定例 2「モンセラートの朱い本」
コロナ蔓延防止が解けて、久しぶりのモンセラート。聴衆6。
終ってからパーティーをするというので、自転車のかごが荷物で満ぱん。聴衆用の対訳を忘れて取りに帰った。おかげで息があがって声が出ない。練習で徐々に快復したけれど、本番になってやはり具合は悪かった。
はじめに復活祭の翌日なので、グレゴリオ聖歌は復活賛歌を歌った。アレルヤアレルヤ。
わたしの声の調子は最悪だし、河野さんの間違いはひどいし、はちゃめちゃモンセラートになってしまった。それでもなんとかごまかして、最後まで歌い終えた。神父さんほか6人のお客さんは一応よかったと言ってくれたけれど、さて本当のところはどうだったろう。
終ってからのパーティーが楽しかった。わたしのしんどさがどこへ行ったのか、うそのように元気だったからふしぎ。モンセラート1時間、パーティー3時間。パーティーのためにモンセラートをやったのかも。酔っぱらって自転車にのって、無事帰宅。何はともあれ、良い一日を過ごせた。
2022年5月2日（月）晴 定例 3「ダニエル物語」
今年はじめてのダニエルライブ。聴衆2
きょうはまったくだめであった。声が出ないのである。キリストあなたに賛美、はじめのこのことばが声にならない。びっくりした。こんなことははじめてだ。悲しくなった。お客さんは0に近い状態だったけれど、折角ゆみりんが来てくれたのにねえ。さてどうしたらいいだろうか。もうおわりにするのが自然の理に適うのではなかろうか。まあひとりでやっている分にはいいのだけれど、仲間がいるとなれば迷惑をかけるしなあ。とうとうそういう時が来たのかもしれない。
2022年5月16日（月）曇り 定例 4「モンセラートの朱い本」
今日ははじめからなんだかしんどい。そのしんどさは尋常ではない。こんなんで歌えるのだろうか。これで最後かもしれないなあ。そんなことを思った。お客さん2人。村木のおばあちゃんとモンセラート２回目の井上さん、グレゴリオ聖歌「復活賛歌」からはじめる。1番のO Virgoのカノン、8ばんのMariam だいぶ合って来た。それに5番のCunnctiのかたちが良い。そして、井上さんがまだ聴き始めて間もない、もう少し聴きたいと仰る。やっぱりまだやめられないなあ。
最後のO Virgo、しめくくりとして、ちゃんと歌えた。
2022年6月6日（月）曇り、ぱらっと雨 定例 5「ダニエル物語」
聴衆5。ゆみりんが参加。とにかくしんどかった。始まる直前からはうはうしだして、どうしようかと思った。これはなんだろう。ストレスによる圧迫感だろうか。いずれにしてもこれでは駄目だ。
大雨の予報だったが、ぱらぱらっとしただけ。天気予報当たらないなあ。最悪中止かと思っていたのだが。護られているのかもと思う。湿気で太鼓がまったく鳴らない。懸念していた王様の低い音が出ない。やっとこさで 最後まで行き着いた。だけどTe Deumは短縮版にさせていただいた。お客さんは村木のおばあちゃんと井上さんと純子さんと久しぶりの丸山さんとわけのわからない女の人。
さああと1回、モンセラートを歌ったら今年の前期は終了。ゆみりんさんはこの日も来ると言う。さあわたし、ちゃんと歌えたらいいのだけれど。
2022年10月3日（月）晴 定例 6「ダニエル物語」
わたしが転倒して1回キャンセルのあと夏休みそしてコロナ、長い休みの後再開。聴衆2
もう10月だというのに暑い。声は出たけれどからだがしんどい。大正琴を弾く手ががたがたとひどいふるえ。ダリウスの行進ではちょっとふらつく。こんなんで出来たと言えるのだろうか。ところが録音を聴くと何程のこともなくすんなりとそれなりに聴こえるから不思議。
今日のお客さんは星和笙さんとそのお知り合いの大村圭子さん。聖和さんは舞踊家、大村さんはチェンバリスト。二人ともすごい人だ。よかったと言って下さったけれど。本当のところはどうだろう。だましだまし、つづけましょうか。
2022年10月17日（月）しびしび雨 定例 7「モンセラートの朱い本」
聴衆3。純子さんと村木のばあちゃんと初めての方。今日は雨の予報でどうしようかと思っていたが、傘が要らない程度のしび雨でよかった。
5ヶ月ぶりのモンセラート、戸惑いはあったけれど、なんとかそれなりに造っていけるものだなあ。声はかろうじて出るけれど、からだがしんどい。6番Polorum、立って歌って歩くとき、ちょっとよろよろした。もうこういうことは出来ないのかも。最後にもう一度歌う O Virgoは、気持ちを込めて歌うことが出来た。 湿気で太鼓が鳴らない。仕方ないので気に入らないけれど、もう一つの合成樹脂の太鼓を使った。
帰り、松寿司で誕生日のお祝いをしてもらった。楽しかった。あさってで90才、傘寿。スマホを忘れて、もう一往復松寿司まで取りに行った。スマホを置き忘れたのははじめてだ。気をつけないと！
2022年11月7日（月）晴 定例 8「ダニエル物語」
はじめはどうしようかと思う程しんどかったけど、少し歌い進むうちに楽になってきた。声のコントロールが出来始めた。緊張感の表現、自分で言った言葉だがそれを意識して歌った。もう一つは誰に向かって歌うか、途中から一緒にやってもらっているリコーダーの中川さんと朗読の井原さん、この二人をはっきり意識して歌った。二人を越えて、その向こうの広い世界に届いたと思う。はじめは誰もいなかったが、半ば過ぎから村木のおばあちゃんが来てくれた。Te Deumをフルバージョンで歌って終った。終りの鈴の音が満足げに響いた。
2022年11月21日（月）曇り 定例 9「モンセラートの朱い本」
聴衆5。森田君夫妻、はじめての今井さん、久しぶりの松本さん、村木のおばあちゃん。
今日はお葬式があって、後片付けを待って練習を始めた。時間が足りず、十分な練習は出来なかった。本番はやっとこさつないで、おわりにこぎつけた。こんなんでいいんだろうか。いい筈がない。お葬式の故ではないよ。みんなの力量の故だと思う。
終った後、松本さんとすこし話をする。Zoomじゃなくて、じかにお会いするのがやっぱり良い。松本さんと中木さんと中川イエローさんはつながりがあるそうだ。そしてみなさん私と関わりがある。不思議な御縁だなあ。
帰り、森田夫妻と松寿しで一杯。積もる話。
2022年12月5日（月）晴〜曇り〜雨 定例 10「ダニエル物語」
だいぶ寒くなってきた。用意をして練習をはじめたときはもう一つだなあと思ったが練習が進むにつれて、よくなってきた。ところが、本番始まるとどうも具合が悪い。からだに力が入らない。これは体力の問題だなと思った。なんとなく気が散ってあちこち間違えた。そんな中でいろいろ声色を変えることを試みた。ダリウス王の行進ではどうしようかと思ったがやはり立って歩いた。やはりかなりしんどい。終りのTe Deum フルバージョンで歌った。すべて終って鈴を長く鳴らすとほっとする。今日のお客さんは2人、松本さんと村木さん。今年のダニエルはこれで終り。来年も歌うつもりだがさてどうなることやら。
帰り、中川さんと松すしで一杯、話がはずむ。
2022年12月19日（月）晴 定例 11「モンセラートの朱い本」
聴衆1。村木のおばあちゃん一人だけ。今日は寒かった。わたしの声、今日は駄目。伸びない、息が続かない、かすれる。河野さんも全く駄目だしこんなんでいいのだろうか。もうなりふり構わず歌いつないだ。
これで今年の予定は全部終了。コロナで中断もあったし、わたしの転倒事故もあったけれど、計11回のライブ、よく頑張ったと思う。こうなったらもう来年も続けるしかあるまいなあ。
帰り、久しぶりの樽一で乾杯。今日は寒いしかなり疲れていたけれど、みんなと話すのは楽しい。
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