＜グレゴリオ聖歌を歌う日記＞

2024年

　2024年4月29日（月）曇

教会へ着いてすぐ今日もしんどかった。なんでかなあ。日曜のミサに来たときはそんなことないのになあ。朝と昼からのちがいだろうか。でも比較的元気に歌えた。

このところ続けて復活祭プログラム。セクエンツィアVictimae paschali laudesはこの機会しか歌うときがない。この歌は劇的である。イエスは週の初めの日の朝早く、復活して、まずマグダラのマリアにご自身を現された。ヤコブはせき込んでマリアに訊ねる。マリアよあなたは墓でなにを見たのか。マリアは恐れをもって答える。活けるキリストの墓と、よみがえり給いしお方の栄光を、証人である天使と、布と衣服を見た。

すばらしい歌である。この歌を歌うとしんどさも吹っ飛ぶ。

　2024年4月22日（月）曇

今日は猛烈にしんどかった。歌わずにそのまま帰ろうかと思う程である。でも折角だからと我慢してそっと歌いはじめた。いつもより丁寧にしっかり間を取って歌った。いつもより間違いが少なかったように思う。とうとう最後まで歌いきることが出来た。続唱の登場人物も丁寧に歌い分けた。復活賛歌もしっかり歌った。松本さんが一人来てくれた。感謝。終ってから今日はとてもしんどかったのですと言うと、そんなこと全然感じませんでしたとおっしゃる。不思議だなあ。こんなにしんどいのに歌えるのかなあ。家へ帰った今は、なにごともなかったように元気にしている。教会のつつじがきれい。

　2024年4月8日（月）曇

教会の庭の桜が満開。神父さんと3人の信者さんが花見をしておられ、誘われておうすを一献ご馳走になった。桜はもう散りはじめていて、いただいたお饅頭に花びらがひとひら乗っていた。

今日は復活祭プログラム、だけど今日は喉の具合が悪かった。からだはしんどいのに声の調子は良いという日はいくらもあったけれど、からだは元気なのに声が駄目というのははじめてだなあ。たった一人のお客さん、松本さんがしっかり歌って下さったので途切れずに済んだ。なぜこんなことが起こったのか原因はわからない。お茶席でいただいたチョコレートが喉にひっかかっていたような気もするのだが。

アレルヤ　アレルヤ　アレルヤ。なにはともあれ復活賛歌を歌った。

　2024年3月25日（月）曇、雨模様

今日は特別プログラム。十字架の道行きが組み込まれている。始める前、緊張が身体を走る。手がふるえて、道行きの冊子のページをめくるのに難儀する。留の中のPater nosterの音を取り違える。第4留あたりからやっと落ち着いて平常に流れるようになって来た。さてこの企画どうだっただろう。みなさんどう思っただろう。みなさんしっかり歌い、受け答えしてくださってよかった。先読みをお願いした神父さんお疲れさまでした。今録音を聴いていて、じわじわとやってよかたなあという思いがこみ上げてくる。来年もまた出来るかなあ。

今日の出席者：垣崎さん夫妻、中川さんとそのお知り合い、中木さん、松本さん、井原さん、川畑さん、そして神父さんとわたし。

　2024年3月11日（月）晴

教会に着いて準備をしてさて歌い出そうとした途端に、なんだかしんどくなってきた。そうだ、今日は薬を飲むのを忘れているのだ。リーゼと補中益気湯、大事なくすりである。

松本さんと川畑さんが来た。しんどいのをおしてそっと歌い出す。なんだかいつもと違って奥が深いような気がする。Stabat Mater、間違わずに歌いこなした。歌うほどに調子が上がって来て終りのJezu dulcis memoriaに行きついた。今日はいい出来だったような気がする。みなさんはどうだったんでしょうね。

　2024年2月26日（月）晴

久しぶりの川畑さんと松本さんが来られた。今日は少し風があったけれどいい天気。天気はいいなあ。喉の調子はもう一つよくなかったけれど、明るい気持ちで歌うことが出来た。Stabat Materも間違いなく歌えた。川畑さんも松本さんもしっかり歌って下さった。ひとりではなくみんなで歌うのはいいなあ。今日は教会は神父さんお留守のようで表の扉も玄関も締まっていた。元通り戸締まりして帰途についた。

　2024年2月12日（月）晴

今年はじめてのグレゴリオ聖歌。今年は早くてもう四旬節バージョン。

教会へ着いたときはなんだかしんどかったのだが、歌い出した途端に快調であることがわかった。そのまま最後まで行き着いた。不思議。松本さん、中木さん、そして藤井寺の垣崎さんが来て下さった。みなさんが助けて下さったのかなあ。感謝。

家へ帰り着いても元気。調子に乗って今日の録音全部（Nocut)を存じ寄りの方みなさんに送る。まあよかったら聴いてみてください。

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