＜グレゴリオ聖歌を歌う 日記＞
2024年
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2024年12月23日（月）晴
今年最後のグレゴリオ聖歌、今日はちょっとしんどかったのだが、歌うほどに元気になって行き、終った時にはすっかりしんどさは消えていた。不思議だなあ。クリスマス第3ミサの入祭唱、ほとんどはじめてのアレルヤ唱、すらすらと歌えた。いい歌だなあ。そう、今日は全体に間違わずに歌えた
徳井由美子さんと、少し遅れて松本さんが来てくれた。徳井さんは、来年から再開と決めた「ダニエル物語」「モンセラートの朱い本」に来ると言う。うれしいことだ。体調とか心配だけどまあ出来るだけやってくれたらいいでしょう。
さあ新らしい年を迎えましょう。すべてをゆだねて。
2024年12月16日（月）晴
どうやら元に戻ったみたい。いや元以上かも知れない。骨折前のしんどさがない。まだふらふらするのだけれど復活したのかなあ。声はしっかり出る。
岩澤さんと松本さんが来てくれた。今日はいろいろな説明や講釈を加えながらプログラムを進めた。流れが止まるかも知れないが、みんなに知って欲しいということがあった。それが自然な流れとして受け止めてもらえたようだ。
今日はいつもとはちょっと違う歌い方をしてみた。みんなで歌おうという趣旨なのだからそれではいけないのかも知れないが、歌っているうちになんだかそんな気になってしまうのである。Credoでは復縦線を大きく意識してみた。Credoという物語がしっかりしたように思う。
Rorate, 今日は間違いなくいけるかなと思っていたのだが大きな間違いが起こってしまった。好きなように歌って、好きなように間違って申し訳ないなあ。待降節プログラムは今日で終り、次回、今年の最後はクリスマスプログラム。
2024年12月9日（月）晴
元気に歌って来た。松本さんが来てくれた。骨折前しんどいしんどいと言っていて、それでライブも終りにしたのだが、そのしんどさが今はないのだ。
声は良く出た。Rorate, Asolis, だいぶすらすらと歌えた。声がしっかり出ると歌い方をコントロールできる。ところどころ間違えたがスムーズに歌い終えた。マリアの連祷は好きだなあ。極めてシンプルな歌だけど、何遍歌っても良い。
終ってから松本さんと来年も新年会をしましょうかというはなしをした。
2024年12月2日（月）晴
今日はいい天気、ぽかぽか暖かい。
2時20分家を出た。何だか自転車が軽い。空気を入れた所為もあるけれど、あまりしんどさを感じない。
先週はじめてだった岩澤さんと松本さんが来てくれた。今日は声が出る。先週とはまるで違う。骨折前よりもいいくらいだ。歌いながらうれしくなってきた。復活したのかなあ。これなら続けられるなあ。終りの歌、Jesu dulcis memoriaに行きついた。それにしても間違いが多過ぎるなあ。RorateやAsolisだけならいいけれど、MagnificatやAve maris stellaまで間違うのはなあ。歳の所為で済ませて貰えたらいいけれど。甘ったれるんじゃないよ。わかってるんだけど。
2024年11月25日（月）晴
7月末に骨折してそれ以来はじめてのグレゴリオ聖歌。
久しぶりの中川さん、松本さん、そして32年ぶりの岩澤さんが来て下さった。みなさんお変わりなくてよかった。みんなまるで昨日お会いしたばかりのような気がした。
こんなにしんどいのにどうして歌えるのだろう。約1時間、とうとう最後までいきついてしまった。歌っていて誰かが代わりに歌ってくれているような気がした。助けてもらってるのかなあ。Rorate, もっと間違うだろうなと思っていたがそんなに間違わずに歌うことができた。典礼聖歌「天よ露をしたたらせ」を加えたがあまり似合わないなあ。
本当にしんどいけれど、みなさん続けろとおっしゃるし、なんとか頑張ってみましょうか。
2024年7月15日（月、海の日）曇り
今日は雨だというから、松本さんもお休みだし、休みにしようと思っていたが、なんと待てど暮らせど降らないではないか。降らないのではやるしかないなあということで用意して出かけた。
よかった、2人も来てくれはった。垣崎さんと中木さん、休みの日でないと来れない人たちだ。
しんどかったけれど元気を振り絞って歌った。Jesu dulcis memoria, 最後の歌を歌えてうれしかった。
今日の録音を聴いた。間違い一杯だけど、なんだかちゃんと歌えてるなあ。いつも河野さんと電話で話すとこんなことを言う。声だけ聴いてたら元気やろ。
今度8月11日に姫里集会所でラテン語の特別形式のミサがある。車で迎えに行くから歌いにこないかと垣崎さんから誘われた。さあどうしようかなあ。歌いたいのはやまやまなんだけどしんどいしなあ。
2024年7月8日（月）晴
暑い中、教会へ行った。なんだかやけにしんどい。このまま今日はやめて帰ろうかと思った。でも折角来たのだからと声を出し始める。まあまあ声は出る。一通り歌ってしばらくすると松本さんが来た。やめるわけにいかんなあ。とにかく歌って見よう。覚悟を決めた。はじめる時間ちょっと前に、始めての方が一人入って来られた。途端にわたしに元気がよみがえるのがわかった。ロザリオの祈りからはじめた。声がいつもよりまるいような気がする。寝る前の祈り、詩編はあちこち間違えたが、心行くまで歌いきることが出来た。今日はクーラー付けっぱなし。今日はじめて来られた方は、大東教会の中村みどりさん。よく来て下さった。生まれ育った奄美大島のことなど話して下さった。
2024年7月1日（月）雨降ったり止んだり
今日は雨の予報だったが、教会への行き帰り、傘を差さずにすんだ。梅雨だから梅雨空は仕方ない。護ってくれたはるなあ。今日から寝る前の祈り、久しぶりに寝る前の祈りの雰囲気に浸った。独特の雰囲気があるなあ。詩編の歌詞が難しい。猛烈に間違えた。むかしはYouTubeにあげようかと思うぐらいすらすらと歌ったんだけどなあ。50分足らず、だいぶ早目に終った。暑い時だしこれでいいか。７月中はこれでいきましょう。Jesu dulcis memoria, この終りの歌をうたうと身も心もほっとする。今日も松本さんが来てくれた。
2024年6月24日（月）曇り
今日は雨だと言っていたのに全然降らないなあ。蒸し暑い。しんどいけれど自転車をこいで教会へ行った。練習はちょうど30分。一先ずほっとする。今日も松本さんが来てくれた。
今日は6月24日、洗者ヨハネの記念日、この間から歌っているヨハネの賛歌は今日のための歌。なぜ6月24日がヨハネの記念日かというと、ヨハネはイエスの半年前に生まれたとされる。それでクリスマス、12月24日のちょうど半年前、6月24日がヨハネの誕生日とされるのだそうな。なんだかいい加減な話だなあ。でも、イタリア式音名の起源となったこの歌はいい歌だ。わたしは大好き。
しんどいし、目は見えづらいし、間違いまちがい、やっとこさ、歌い終えた。
2024年6月17日（月）曇り
今日は朝からしんどかった。わが身を騙し騙し用意して教会へ向かう。クーラーを効かして30分間のリハーサル。しんどいのどっかへ行ってくれ。今日も松本さんが来てくれた。
クーラーを止めて本番開始、Deus in adjutorium, そっと歌い出す。歌い進むうちに今日はいい感じなのではないかと思った。表現がスムーズなのだ。歌が流れている。ヨハネの賛歌、この歌はいい歌だなあ。好きだなあ。Sicut cervus, しっかり自分のものになってるなあ。鹿が谷川の水を慕い求めるように、詩編を思い描きながら歌えるなあ。終ってみるとしんどいのはしんどいけれど、なんとなく気が満ちているなあと思った。やはり、しんどくても歌うべきなのかも知れぬ。
今、今日の録音を聴きながらこの日記を書いている。もう今朝のようなしんどさはない。
2024年6月10日（月）晴
今日も松本さんが来てくれた。終って振り向くと順子さんともうひとり初めての方が来ておられた。しんどかった。それなりの歌い方で歌いきった。最後のJesu dulcisを歌い出した時はこの曲最後まで歌えるのだろうかと思うほどもうふらふらだった。からだのしんどさとともにこのところ、目の見えにくさが進行している。何ヶ所かの間違いは目の見えづらさの所為だ。困ったものだけれどしようがないなあ。さてどうしたものかと思うのだが、録音を聴くとまあまあいけてるなと思う。
Deus, in adjutorium meum intende. 主よわたしを力づけ、急いで助けに来てください。
2024年6月3日（月）晴
今日はひどくしんどかった。もうこれがふつうなのかもしれない。Deum in ajutorium, とにかく気持ちを込めて歌おうと思った。足元が心もとない。こんな状態でよくうたえるなあと想う。ちょうど1時間、歌い終えた。セーブして歌うのがいいのか、歌としては良い歌がうたえたのではなかろうか。このごろ目が見えづらくて何ヶ所か間違えたけれど。おゆるしねがうしかない。6月、洗礼者ヨハネの記念日が近いので、ヨハネの賛歌を加えた。大山さんの日本語歌詞がおもしろい。松本さんと木下順子さんが来てくれた。この人たちはグレゴリオ聖歌を理解してくれる。もうグレゴリオ聖歌しか歌えないけれど、たとえ何人かでも聴きに来て一緒に歌って下さるのならうれしいことだ。
2024年5月27日（月）雨のち晴
今日はなんだか、何時になく元気だった。こんなときもあるのだなあ。めずらしく歌に力があったような気がする。ただ、歌として良いか悪いかは別問題だろうけれど。猛烈にしんどいときでも良い歌がうたえているときがあるもんなあ。Deus in ajutorium, しっかり力強く歌い出した。サアアンクトゥス、そして、オザンナがひびく。ミサの終章は今日からSalve Regina, うたい慣れた歌だ。O clemens: O pia: O dulcis Virgo Maria.
松本さんと久しぶりの土屋さんが来てくれた。もう少し歌ってくれたらいいのになあ、録音を聴くと二人の声があまり入ってない。二人とももっと声が出るはずなんだけどなあ。まあ好きなように歌ってもらえればいいんだけど。
2024年5月20日（月）晴
しんどい、この頃ではしんどいと言うのが常習になった。そんな中で知らず知らずのうちに歌い方を工夫しているのに気付く。同じプログラムだが先週と今週では違うと思う。
カトリック聖歌「青葉若葉に風香りて」を歌った。この歌は上手に歌いたいものだ。なんとか上手に歌えたとおもうのだが、どうだろうなあ。今日のお客さんは松本さん１人。聖母の連祷はいいなあ。この歌を歌うたびに、もう末期の残り少ないいのちの方をホスピスに見舞って枕元で歌わせてもらったのを思い出す。その方はそれから間もなくして亡くなられた。
2024年5月13日（月）雨のち晴
今日も歌って来た。もう聖霊降臨、Veni CreatorとVeni Sancteを組み込んだ。そして今の季節、カトリック聖歌「あおばわかばに」を歌った。ミサ曲はOrbis factor、もうだいぶ馴染んでいるはずなのにまだ間違えた。久しぶりのPange linguaも間違えた。今日の来訪者はいつもの松本さんとしばらくぶりの木下順子さん。比較的元気に歌えた。歌い進むうちにみんなの中に入って行くのを感じた。今日の曲、Veni Creatorはモンセラートのはじめに歌った曲、Te Deumはダニエルの最後に歌った曲。もう終ったのだなあ。これでいいのだと思った。
今日は朝から雨が降っていた。昼からになっても止まない。午後2時頃になってどうしようかと思い悩んだ末、思いきって傘を差して出かけた。帰りには雨はやんで空が見えた。日射しが心地よかった。
2024年5月6日（月）曇
今日はダニエルの日であったが、ライブ全面終了ということでグレゴリオ聖歌とした。松本さん、中川さん、井原さん、ダニエルのフルメンバーに加えて中木さんが来て下さった。
復活祭バージョン、今日が今年最後。しんどかった。だけど今日は全然間違わずに歌えた。歌っている途中で快復してくるのがわかった。グレゴリオ聖歌はしんどくて歌ってもいいような気がする。
主よ、急いで助けに来てください。
2024年4月29日（月）曇
教会へ着いてすぐ今日もしんどかった。なんでかなあ。日曜のミサに来たときはそんなことないのになあ。朝と昼からのちがいだろうか。でも比較的元気に歌えた。
このところ続けて復活祭プログラム。セクエンツィアVictimae paschali laudesはこの機会しか歌うときがない。この歌は劇的である。イエスは週の初めの日の朝早く、復活して、まずマグダラのマリアにご自身を現された。ヤコブはせき込んでマリアに訊ねる。マリアよあなたは墓でなにを見たのか。マリアは恐れをもって答える。活けるキリストの墓と、よみがえり給いしお方の栄光を、証人である天使と、布と衣服を見た。
すばらしい歌である。この歌を歌うとしんどさも吹っ飛ぶ。
2024年4月22日（月）曇
今日は猛烈にしんどかった。歌わずにそのまま帰ろうかと思う程である。でも折角だからと我慢してそっと歌いはじめた。いつもより丁寧にしっかり間を取って歌った。いつもより間違いが少なかったように思う。とうとう最後まで歌いきることが出来た。続唱の登場人物も丁寧に歌い分けた。復活賛歌もしっかり歌った。松本さんが一人来てくれた。感謝。終ってから今日はとてもしんどかったのですと言うと、そんなこと全然感じませんでしたとおっしゃる。不思議だなあ。こんなにしんどいのに歌えるのかなあ。家へ帰った今は、なにごともなかったように元気にしている。教会のつつじがきれい。
2024年4月8日（月）曇
教会の庭の桜が満開。神父さんと3人の信者さんが花見をしておられ、誘われておうすを一献ご馳走になった。桜はもう散りはじめていて、いただいたお饅頭に花びらがひとひら乗っていた。
今日は復活祭プログラム、だけど今日は喉の具合が悪かった。からだはしんどいのに声の調子は良いという日はいくらもあったけれど、からだは元気なのに声が駄目というのははじめてだなあ。たった一人のお客さん、松本さんがしっかり歌って下さったので途切れずに済んだ。なぜこんなことが起こったのか原因はわからない。お茶席でいただいたチョコレートが喉にひっかかっていたような気もするのだが。
アレルヤ アレルヤ アレルヤ。なにはともあれ復活賛歌を歌った。
2024年3月25日（月）曇、雨模様
今日は特別プログラム。十字架の道行きが組み込まれている。始める前、緊張が身体を走る。手がふるえて、道行きの冊子のページをめくるのに難儀する。留の中のPater nosterの音を取り違える。第4留あたりからやっと落ち着いて平常に流れるようになって来た。さてこの企画どうだっただろう。みなさんどう思っただろう。みなさんしっかり歌い、受け答えしてくださってよかった。先読みをお願いした神父さんお疲れさまでした。今録音を聴いていて、じわじわとやってよかたなあという思いがこみ上げてくる。来年もまた出来るかなあ。
今日の出席者：垣崎さん夫妻、中川さんとそのお知り合い、中木さん、松本さん、井原さん、川畑さん、そして神父さんとわたし。
2024年3月11日（月）晴
教会に着いて準備をしてさて歌い出そうとした途端に、なんだかしんどくなってきた。そうだ、今日は薬を飲むのを忘れているのだ。リーゼと補中益気湯、大事なくすりである。
松本さんと川畑さんが来た。しんどいのをおしてそっと歌い出す。なんだかいつもと違って奥が深いような気がする。Stabat Mater、間違わずに歌いこなした。歌うほどに調子が上がって来て終りのJezu dulcis memoriaに行きついた。今日はいい出来だったような気がする。みなさんはどうだったんでしょうね。
2024年2月26日（月）晴
久しぶりの川畑さんと松本さんが来られた。今日は少し風があったけれどいい天気。天気はいいなあ。喉の調子はもう一つよくなかったけれど、明るい気持ちで歌うことが出来た。Stabat Materも間違いなく歌えた。川畑さんも松本さんもしっかり歌って下さった。ひとりではなくみんなで歌うのはいいなあ。今日は教会は神父さんお留守のようで表の扉も玄関も締まっていた。元通り戸締まりして帰途についた。
2024年2月12日（月）晴
今年はじめてのグレゴリオ聖歌。今年は早くてもう四旬節バージョン。
教会へ着いたときはなんだかしんどかったのだが、歌い出した途端に快調であることがわかった。そのまま最後まで行き着いた。不思議。松本さん、中木さん、そして藤井寺の垣崎さんが来て下さった。みなさんが助けて下さったのかなあ。感謝。
家へ帰り着いても元気。調子に乗って今日の録音全部（Nocut)を存じ寄りの方みなさんに送る。まあよかったら聴いてみてください。
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